聞き手・勝見壮史
拡大する2019年12月の東京五輪世代の代表による国際親善試合(ジャマイカ戦)でプレーする中山雄太(右から3人目)
延期となった東京オリンピック(五輪)まで、1年を切った。原則23歳までだった出場資格が、24歳以下(U24)に引き上げられたサッカー男子。今回の五輪代表は過去にないほど海外でプレーする選手が多く、タレントがそろう一方で順調にチーム作りが進んでいない印象もある。主将の中山雄太(23)=オランダ・ズウォレ=にチームが抱える課題や、五輪に向けた思いを聞いた。
――五輪の1年延期をどう捉えていますか。
僕らにとっては、非常にアドバンテージになると思います。なぜかというと、僕らが取り組んでいる問題はコミュニケーションの部分で、本来なら初期段階のような課題だからです。そこをクリアにしつつ、チームの総合力を上げることができるような準備期間を1年間、得られたと思っています。
拡大するサッカー男子東京五輪代表主将の中山雄太
――コミュニケーションの課題は、ベストメンバーで臨み、完敗した昨年11月のU22コロンビア代表との親善試合後に話していましたね。
僕たちのサッカーができれば、勝つ確率を上げられていたのではないかという思いがありました。なぜ、いいときのサッカーを毎試合、出せないのか。色々と考えて、たどり着いたのがその問題でした。
――具体的…
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