特別なシーズンに行われた1試合だけの早慶戦。東京六大学野球春季リーグ戦は15日、神宮球場で早大―慶大戦が行われ、慶大が延長十回タイブレークの末に5―3で早大を破った。ライバル対決の背景には、それぞれの伝統が色濃く残っていた。
新型コロナウイルスの感染拡大で、74年ぶりとなる1回戦総当たり制となった春季リーグ戦。試合前には、今年1月に野球殿堂入りした前田祐吉・元慶大監督と石井連蔵・元早大監督(ともに故人)の表彰式が行われた。優勝をかけた名勝負として語り継がれる1960年秋の「早慶6連戦」で指揮を執った2人だ。
あれから60年。早大の小宮山…
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