(古都ぶら)茶に草庵 昭乗の美学 松花堂庭園・美術館

有料会員記事

小西良昭
[PR]

 松花堂といえば、幕の内と並ぶお弁当の種類として知られるが、その由来は江戸時代の僧侶の名前にある。石清水(いわしみず)八幡宮に属する寺の住職だった松花堂昭乗(しょうじょう、1584~1639)のことだ。隠居して暮らした草庵(そうあん)が移築されている京都府八幡市の松花堂庭園・美術館かいわいを訪ねた。

 庭の外園を主任学芸員の川畑薫さんと歩いていくと、美しい竹林が迎えてくれた。園内には竹やササが約40種も。発明王エジソンが白熱電球を長時間ともるように改良した際、フィラメントに用いたのも、八幡の竹だったという。

 入り口からはうかがえないが、外園と内園からなる松花堂庭園は東京ドームの半分近い、約2万2千平方メートルもの広さがある。その中に茶室が三つ。1970年、当時の所有者が建てたものだ。

 再現した建築様式の古い順に…

この記事は有料会員記事です。残り1425文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら