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 16日も全国各地で厳しい暑さが続いた。気象庁によると、浜松市で観測史上最高となる40・9度を記録し、今年の全国の最高気温を更新した。17日も午前中から気温が上昇する予報で、同庁は熱中症への注意を呼びかけている。

 このほかにも、岐阜県多治見市で39・6度、高知県四万十市で39・4度、甲府市で39・2度、東京都心で35・4度などを記録。全国921地点のうち、245地点で35度以上の猛暑日となった。17日も気温が上がり、東京、大阪、名古屋、福岡などで猛暑日となる見込み。

 東京消防庁によると、稲城市と島嶼(とうしょ)部を除く東京都内では16日午後9時現在、熱中症とみられる症状で計214人が救急搬送された。6~99歳の男女で、重篤6人、重症15人という。

 東京都世田谷区では同日午前5時40分ごろ、80代男性が自宅寝室の布団の中で意識を失っていることに妻が気づいた。男性は熱中症とみられ、心肺停止の状態で搬送された。寝室内にエアコンは設置されていなかったという。

 埼玉県富士見市でも同日午後1時20分ごろ、無職女性(56)が寝室で動かなくなっているのを、母親が見つけて119番した。女性は搬送先の病院で死亡が確認された。

 県消防課によると、女性は同日正午ごろ、母親と墓参りから帰り、寝室に入ったという。

 また、愛知県西尾市では、90代の男性が熱中症の疑いで死亡した。市消防本部によると、同日午前8時ごろ、この男性が自宅で意識不明となっていると、家族から通報があり、搬送先の病院で死亡が確認された。同県内ではこの日午後3時までに、54人が熱中症の疑いで救急搬送された。

 東京消防庁によると、夜間から早朝の間に屋内で熱中症になる事例も多いといい、エアコンの使用や就寝前などこまめな水分補給を呼びかけている。