林知聡
不審な荷物の届け先が実は空き室じゃないか――。異変を感じたヤマト運輸セールスドライバーの機転が、特殊詐欺のさらなる被害を食い止めた。川崎市麻生区のアパートが被害金の送り先に悪用されているのを見抜いたとして、神奈川県警は7月28日、同社川崎麻生新百合ケ丘支店に感謝状を贈った。
6月中旬のことだ。
荷物を積んで支店を出発した龍野秀平さん(39)の業務用携帯電話が鳴った。
荷物の受取人を名乗る人物からで、不在なので荷物を宅配ボックスに入れるようにと指示された。
伝票番号をネットで検索すれば、支店を出発したことやドライバーの電話番号がわかるから、電話があったことはおかしくない。
不審に思ったのは、こんなことも聞かれたからだ。
「手袋やマスクはしていますか…
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朝日新聞社会部