熱狂なきバイデン人気 陣営が頼るのは…やっぱりあの人

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ワシントン=大島隆
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 7月28日、米デラウェア州のコミュニティーセンターで壇上に上がったバイデン前米副大統領はマスクを取り外し、語り始めた。

 「アメリカの製造業と技術に投資をする。未来はメイド・イン・アメリカだ」

 11月の大統領選に向け、バイデン氏のスローガンは「ビルド・バック・ベター(より良く建て直す)」。トランプ大統領のお株を奪うような国内製造業の復活を唱え、中間層の底上げをはかる。

 民主党の候補者選びでバイデン氏と最後まで争った革新派のサンダース上院議員は、公的国民皆保険の実現や公立大学の無償化など、大きな改革を訴えて若者を中心に支持を得た。これに対し、バイデン氏は急進的な改革と距離を置く。他の議員と交渉を重ね、実現可能な合意を見いだしてきた政治姿勢とも重なる。

 バイデン氏は親しみやすい印象から「アンクル・ジョー(ジョーおじさん)」とも呼ばれ、好感度も強みの一つだ。ただ、「嫌い」という人が少ない代わりに、トランプ氏やサンダース氏のような、熱狂的な支持者が少ないという問題がついてまわる。特に、若者の支持が低調だ。この「熱狂のなさ」は、4年前の大統領選で民主党のクリントン陣営も抱えた課題だった。

 こうした中、バイデン陣営が…

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