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 インド洋の島国モーリシャスで座礁した日本企業の大型貨物船の船体が15日、二つに割れた。船内に残っていた油の一部が再び流出したとみられている。船体の処分は困難が予想される。現地では日本側に対し、失われた環境の回復まで長期的な取り組みを求める声が上がっている。

 高波などの影響で船体に亀裂が入っていた貨物船が、二つに分断したのは15日午後。周辺の青い海面が黒くにじみ出した。地元政府当局などは、油の拡散を防ぐためにオイルフェンスを設置していたが、日本から派遣されている国際緊急援助隊は翌16日朝、約1・5キロ離れた浜辺に黒色の油が新たに流れ着いているのを確認した。

 船の所有者の長鋪(ながしき)汽船(岡山県)などによると、今後、船の前方部分は、海岸付近への汚染などを避けるため、他の船で沖合に引いていく予定だ。エンジン室などがある後方部分は、少量の油が残っており、引き揚げも難しく、現地政府などと協議して対応を決めるという。

 貨物船は7月25日に座礁した際、約4千トンの燃料油を積んでいた。8月6日になって、そのうちの約千トンが破損したタンクから海上に流出したが、12日までに残りのほぼ全てを回収したとしていた。分断後に流れ出た油は最大で数十トン程度とみられる。

 これまでに油が流れついたのは…

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