[PR]

 中日の大島洋平外野手(34)が球団最速のプロ11年目で通算1500安打を達成した。右手首には、ボルトが埋め込まれている。プロ入りが危ぶまれたけがの跡だ。

 愛知・享栄高から駒大を経て、日本生命でプレーしていた2009年6月の都市対抗予選のこと。「スライディングキャッチをしようとして、グラブがグラウンドに引っかかった」。右手首を骨折し、ボルトを埋めた。

 担当スカウトだった中日の米村明さん(現・アマスカウトチーフ)は、「これは復活できんな」と思ったという。しかし、同年のドラフト会議の2カ月ほど前。けがが完治したと聞き、米村さんと中田宗男さん(現・アマスカウト・アドバイザー)は試合を見に行った。大島は走攻守そろった地元出身の外野手。広い本拠ナゴヤドームにも合う。「問題はけがだった」と中田さん。その試合で、守備では中堅からの好返球で補殺し、直後の打席で二塁打を放ったという。米村さんは「こんなプレーを見せられたら、もう取ろうと。タイミングが良かった」。他球団はけがを懸念したのか獲得を見送り、中日がドラフト5位で指名した。けがからの復活を証明し、プロへの扉を開いた。

拡大する写真・図版今年2月のキャンプで、フリーバッティングをする中日の大島洋平=上田潤撮影

 多くの選手をプロへ送り出した…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら