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 陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に7月に暫定配備された2機の陸自オスプレイの試験飛行が9月から開始される。18日、防衛省北関東防衛局の幹部らが木更津市役所を訪れ、渡辺芳邦市長や近藤忍市議会議長らに説明した。

 説明では、2機は日本独自の仕様で、搭載装備品などの機能確認のための試験飛行を9月から始める。離着陸訓練も実施するが、主に海側の「西側場周経路」で行うという。陸上自衛隊は2016年以降、米国に約20人の隊員を派遣。オスプレイ運用のための要員養成を行ってきた。操縦士らの練度を維持するための飛行訓練も並行して開始するという。洋上中心の訓練のため、防衛省は漁業者への配慮を強調した。

 11月からは県内外の演習場を使っての訓練を実施する予定だ。また、21年度以降、新規要員の育成のための教育訓練を開始する。オスプレイで部隊を移動・展開させる「ヘリボーン訓練」も計画している。

 陸自オスプレイの暫定配備に際し、木更津市は懸案事項を協議するため、木更津駐屯地周辺の8区長による部会と市内6漁協による部会を設けた。防衛省は23日に両部会に対し、詳しい説明をする予定だ。(吉江宣幸)