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 新型コロナウイルスへの対策をめぐり、政府に提言する科学者たちによる専門家会議の対応が注目された。行政学者として長年、政府のあり方を見つめてきた新藤宗幸さん(74)には、旧来型の「審議会政治」や安倍政権になって強まる官邸主導による政治の弊害が見えたと言う。どういうことか、詳しく聞いた。

 ――今回のコロナ禍での政府の対応をどうみますか?

 「かつて経験したことのない危機的な状況に際して、政治が専門家集団の知恵をどう活用しようとしたかという点で、政権の本質が見えた気がします」

 ――というと?

 「専門家会議を立ち上げて未知のウイルスに対する科学的な助言を求めたのは常道ですが、委員の顔ぶれを見ると、政権が科学的助言を本当に求めていたのか疑問です」

 「座長を務めた脇田隆字氏は国立感染症研究所の所長ですし、副座長を務め、その後にできた分科会の会長になった尾身茂氏も元厚生官僚です。私には政権と親和性の高い専門家を集めて助言機関の体裁を整えたように見えます」

 ――公衆衛生や感染症の第一人…

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