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 韓国で、首都ソウルをはじめ主な都市のマンション価格が高騰し、世論の不満が高まっている。2017年の文在寅(ムンジェイン)政権発足後だけで5割を超す値上がりとなった。売却や賃貸で利益を得ようと複数のマンションを持つ政府高官や国会議員の存在も明らかになり、政権支持率は下落傾向にある。(ソウル=神谷毅)

 ソウルに住む50代の主婦は最近、賃貸収入を得ようとマンション購入を考え、見て回った。「低金利の時代。お金を銀行に預けても利息は知れている」。ただ買えそうな物件はソウルから遠く、住む人も見つかりにくいだろうと断念した。

 その後、兄から電話がかかってきた。借金して投資用に買ったソウルのマンションが5カ月ほどで6千万ウォン(約530万円)も値上がりしたらしい。自分が見た地方のマンションの価格が気になって調べると、こちらも3千万ウォン(約260万円)ほど上がっていた。主婦は「知人にもマンション投資で稼いだ人は多い。自分だけ損をした気分。情けない」と話す。

 韓国でマンション投資は有力な財テク手段だ。歴代政権の規制強化などで小幅の下落はあったが、値上がり傾向は続いてきた。「不敗神話」とまでいわれ、最近はソウルを中心にさらに急激な上昇が目立つ。低迷する経済を下支えする低金利政策で、市中にあふれた資金がマンション投資に集まっている。

 韓国の国民銀行の統計によると…

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