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 ハワイ州はビーチ、アイオワ州はトウモロコシ畑、モンタナ州は牛が草を食べる草原――。18日の米民主党全国大会は、バイデン前副大統領を大統領候補として指名する手続きの際、各地域の代議員が地元の特色ある景色を背景に参加する、バーチャルならではの演出がほどこされた。

 米国の大統領候補指名のためには、各州・自治領などに割り当てられた代議員の過半数を獲得する必要がある。通例の党大会では、各地域の代議員が一堂に集まり、各候補が何人の代議員を得たのか、発表する。しかし、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、代議員は党大会の開催地に集まらず、オンラインでの参加となった。

 18日は、候補者指名を争ったバイデン氏とサンダース上院議員の推薦演説が終わると、司会者が「アメリカをバーチャル旅行するときです」と紹介。画面が切り替わり、各代議員が地元の景色を背景にして両氏の獲得代議員を発表する動画が、順次配信された。(ワシントン=大島隆)