コロナ感染後「無罪放免となる方が」 福岡県知事が謝罪
福岡県の小川洋知事は20日の記者会見で、県内の新型コロナウイルス感染者が減少傾向にあることを説明する際、自宅療養中の感染者について「一定の観察期間が終わって、無罪放免となる方がいる」と述べた。
記者から発言の真意を問われ、小川知事は「わかりやすく言ったつもりだったが、有罪無罪でいう話ではありませんから、これはおわびする」と謝罪したうえで発言を撤回した。小川知事は会見に先立ち開いた県コロナ対策本部会議の中でも、「無罪放免」という表現を使っていた。コロナ感染者への差別的な対応が問題となっていることから、知事の発言は物議を醸しそうだ。
福岡県では19日現在、448人の感染者が入院待ちなどで自宅療養している。
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