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 欧州各国で新型コロナウイルスの感染者数が急増し、フランスやスペインでは春のピーク時並みとなっている。夏のバカンスによる旅行が一因とみられ、観光重視の政策が裏目に出た形だ。「第2波」が懸念されるなか、入国規制を再導入する動きも出ている。

 フランスでは19日、直近24時間の新たな感染者数が3776人を記録した。5月下旬には1日200人以下まで抑え込んだものの、7月から急増。ピーク時の4月並みの水準だ。英国政府は今月15日、フランスからの入国者に14日間の自主隔離を義務づけた。

 感染は若い世代で広がっており、仏保健省が今月13日に出した週報によると、1週間あたりの感染者数の増加率は25~29歳で最も高く、55%増だった。

 仏政府は、5月に外出禁止令を解除した直後「最も美しい国土、フランスを再発見しよう」(ルメール経済相)として夏の国内旅行を奨励。海辺や湖畔が大混雑する様子が報じられ、街中で対人距離やマスクの着用義務を守らない人も相次いだ。仏政府は9月から、職場でもマスクの着用を義務づけると決定した。パリなどの自治体でも中心街などの屋外で着用を義務づける動きが広がり、仏紙ルモンドによると3分の1を超える自治体がマスクの着用を義務づけた。

 死者数は20人前後にとどまっており、第1波の時のような医療崩壊も起きていないが、感染者数は下げ止まる気配はない。

スペイン、ドイツ、イタリアでも…

 ただ、マクロン大統領は再度の…

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