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 新型コロナウイルスの予防ワクチンが開発に成功した場合に、優先的に接種する対象者が21日、固まった。いつワクチンは開発に成功し、日本に入ってくるのか。政府は確保に向けた準備を急ピッチで進めるが、安全性と有効性の確認はこれからだ。

 世界保健機関(WHO)によると、20日時点で動物実験などで効果を確認し、臨床試験に入っているワクチン候補は30ある。開発には一般的に100人以下で安全性をみる第1段階、1万人以下で効果や安全性をみる第2段階、1万人以上で発症や重症化を防ぐ効果をみる第3段階というステップが必要。6種類が最終の第3段階にある。

 最も先行している一つと注目されている英製薬大手アストラゼネカ社と英オックスフォード大のワクチン候補について、政府は1億2千万回分の供給を受けることで8月に基本合意した。接種回数は1~2回とみられ、2回接種なら6千万人分になる。開発に成功すれば、来年1~3月に3千万回分が供給されるという。

 7月末には、米ファイザー社から国内向けに6千万人分の供給を受けることでも基本合意。これも6種類のうちの一つで、開発に成功すれば、来年6月末までに国内に供給される。

 いずれも新型コロナの遺伝情報を使ったり、遺伝子組み換え技術を駆使したりしてつくる新しいタイプだ。これまで報告されている効果は、臨床試験で接種した人の血液中の抗体が増えるといった内容が中心で、感染や発症を防ぐ効果があるかは明らかになっていない。初期の臨床試験結果では、二つとも深刻な副反応はなかったものの、接種した半数以上に頭痛や発熱などが報告されている。

専門家「じっくりゆっくりが基本」

 ワクチン候補が第2段階にある…

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