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 酔っ払いの保護やけんかの仲裁、容疑者の逮捕など、「濃厚接触」の機会が多い警察官。新型コロナウイルスに感染しない、させないため、警視庁は全国の警察で初めて対策をガイドラインにまとめ、全署に通知した。各道府県警とも共有し、参考にしてもらう考えだ。

 ガイドラインはA4判で全30ページ。警察官ならではの感染リスクがあるケースを例示し、感染防止へ向けて、防護▽消毒▽換気▽立ち入りの規制▽接触の回避――の5点を意識するよう求めている。

 例えば、酒を飲んで運転していないか調べる飲酒検知。口元まで顔を近づけて酒の臭いを確認するのはやめ、アルコール検知器を用い、検知器を扱う際はゴム手袋を着用する、などとしている。

 こうした現場の最前線の警察官は特に感染リスクが高い。救急車内で交通事故の当事者から聞き取った際に感染した疑いのある警察官もいるという。

 警備1課の重久真毅課長は「感染対策を都民の皆さんに知っていただき、理解、安心につなげたい」と話している。(鶴信吾)

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