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 インド洋の島国モーリシャスで大量の油を流出させた日本企業の貨物船が7月下旬、座礁した当時の詳しい状況が地元警察などへの取材で分かってきた。浅瀬への接近を察知した沿岸警備隊が約2時間で少なくとも8回連絡を試みたが、貨物船から応答がなかったという。

 捜査関係者の説明や政府資料などによると、座礁事故が起きた7月25日、沿岸警備隊は午後6時15分に沖合を航行する貨物船をレーダーで確認し、断続的に交信を始めた。午後7時10分、マエブール地区の海岸から約11キロ離れた地点で、貨物船が11ノット(時速約20キロ)の速度で浅瀬の方に向かってきたため、航路の変更を求めようとしたが、反応はなかった。

 午後7時25分、貨物船はマエブールから2キロ弱の地点で停止。地元政府は、この時に座礁したとみている。午後8時10分、インド人の船長から連絡があり、「船の制御ができなくなった」と伝えられたという。

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