拡大する写真・図版安倍晋三首相=2020年8月11日

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 安倍晋三首相の連続在任日数が24日、2799日となり、大叔父の佐藤栄作元首相を抜き、憲政史上最長となった。集団的自衛権の一部行使の実現などに強い批判もあるなか、なぜ長期政権となったのか。「立憲デモクラシーの会」の呼びかけ人をつとめる哲学者、西谷修・東京外国語大学名誉教授は「自発的隷従論がカギだ」と語ります。それはどういうことですか?

にしたに・おさむ 1950年生まれ。東京外国語大学名誉教授。フランス思想、哲学に詳しい。邦訳の「自発的隷従論」を監修。

 なぜ安倍政権は長期化したのか。この疑問を解くカギのひとつは、16世紀にラ・ボエシが唱えた「自発的隷従論」にあります。フランスの法務官僚だった彼の考えは、王制であれ、民主制であれ、国や時代を超えて支配秩序の特徴を見事にとらえています。

こびへつらう官邸官僚

 圧政は、支配者自身が持つ力に…

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