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 婿入りを目指して福岡市の「マリンワールド海の中道」から鹿児島市のかごしま水族館にやってきたゴマフアザラシのオス、マスオ(7歳)が一般公開された。展示水槽での環境に慣れさせた後、メスのゴマリン(2歳)との「お見合い」を予定している。

 マスオが到着したのは3月。ゴマリンの父親ゴマタロウとの交換だった。母親ゴマミが、ゴマリンを出産してすぐに亡くなり、残された父娘では繁殖ができない状態が続いていたためだ。到着後、マスオはゴマリンとは別の予備水槽で飼育され、展示水槽に移るトレーニングを積んできた。

 展示水槽での公開が始まったのは19日から。ガラスの向こう側が気になるらしく、物珍しそうに見つめたり、鼻先を押しつけて来館者に愛敬を振りまいたりしている。

 マスオが新しい環境に慣れるまでゴマリンは予備水槽で待機中。近く同時展示が始まる見込みだ。(三沢敦)