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 第2次世界大戦後、旧ソ連によってシベリアに抑留され、極寒のなか重労働を強いられた犠牲者を追悼する集いが23日、東京都千代田区の国立千鳥ケ淵戦没者墓苑であった。23日夜から遺族らが3日間かけて4万6300人の抑留死亡者の名簿を初めて読み上げる。

 集いは、旧ソ連の独裁者スターリンが日本軍捕虜の移送指令を出したとされる1945年8月23日にちなみ、抑留体験者らでつくる「シベリア抑留者支援センター」が2003年から催し、今年で18回目。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、例年より少ない約100人が参列した。

 抑留体験者の新関(にいぜき)省二さん(94)は「シベリア特措法制定から10年。実態解明が進まず、遺骨収集も先が見えない。課題は残されたままです」と訴えた。

 遺族の山形忠顕・上越教育大名…

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