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 三菱ふそうトラック・バスの「キャンター」など小型トラックの盗難が関東や九州を中心に全国で相次いでいる。狙われているのは数十年前の型式で、福岡県警は、海外への部品転売を目的とした窃盗団による犯行とみて捜査している。これまで被害が多かった小型乗用車の防犯対策が進み、ターゲットが移った可能性があるという。

 数十台の被害が確認されている福岡県南部。朝倉市で造園業を営む60代の男性は2017年11月の朝、自宅から数百メートル離れた車庫で、前夜まであったクレーン付きのキャンター(3トン)が盗まれたことに気づいた。脚立や特注の剪定(せんてい)ばさみも積んでいた。

 「あれがないと仕事ができない。本当に悔しくてね……」。何かの間違いであってほしいと福岡県警に通報した後も、車庫を何度も見に行った。インターネットで調べると海外へ転売される事例が多いと知り、税関や報道機関にも電話をかけて助けを求めた。

 トラックは約20年前、独立と同時に購入。年齢を考えると新たにローンを組んで新車を買う気にはなれない。できる仕事は9割方減った。死活問題で、「自殺も考えた」。代わりの軽トラックで可能な範囲で仕事を続けながら、事件解決を願う。

 福岡県警は現在、中南米国籍の男らを含むグループを捜査中。捜査関係者は、キャンターを含むトラックを盗んで自動車解体施設・ヤードで解体し、エンジンなどを海外に輸出したとみている。裏付けでき次第窃盗容疑で逮捕する方針だ。

 警察庁によると、自動車の盗難…

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