拡大する写真・図版リオデジャネイロ・パラリンピックの準々決勝で敗れた別所キミエ=井手さゆり撮影

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 新型コロナウイルス感染拡大で1年延期が決まった東京パラリンピック。世界最高峰の障害者スポーツ大会を見据える人たちが、思いを語ります。

《パラトーク》 卓球女子 別所キミエ(日本)

 3月ごろ、新型コロナウイルスでヨーロッパの方がえらいことになってるなと仲間と話していたけど、まさか日本がこんなことになるとは思ってへんかった。延期が決まった時は「この年で、これから頑張らないとあかんのか……」と。ショックよ、正直ね。また1年、モチベーションが続くか心配もした。

拡大する写真・図版対談企画の取材を終え、タレントのマツコ・デラックスさん(右)と記念撮影をする別所キミエ=2016年6月

 4~5月は体育館も使えないし、練習は計3回くらい。それも1時間ずつ。でもね、いろいろ模索もできた。延びた1年間がよかったと、今は考えています。

 私、工夫するのが大好きなの。去年新調した車いすは、もし予定通り開催されていたら、使いこなせていなかったと思う。軽量化された分、動きすぎるから、重りを自作してタイヤに巻いてみたの。そうしたら、バランスがよくなった。

拡大する写真・図版リオデジャネイロ・パラリンピックに出場した別所キミエ

 いす部分のクッションの高さも試行錯誤してね。あと、タイヤの空気圧も大事。計測器を買ってきて、体育館の床に適した圧力はなんぼがいいんか分かった。今だったら、ネット近くに球を落とされても、かなり前に動けて打てる。

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