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 茂木敏充外相は22~24日、カンボジア、ラオス、ミャンマーを歴訪し、各国の外相と会談した。新型コロナウイルスの流入を防ぐ水際対策をめぐっては、3カ国との間で技能実習生や駐在員ら長期滞在者の往来を9月上旬にも再開することで合意。日本政府が学費などを支援する国費留学生についても早期入国を認める方針を伝えた。

 日本外務省によると、ビジネス上の出張など短期滞在者の往来再開については、3カ国とも早期開始をめざすことで一致した。

拡大する写真・図版アウンサンスーチー国家顧問兼外相(右)と会談に臨む茂木敏充外相=2020年8月24日、ミャンマー、外務省提供

ロヒンギャ問題でも協議

 また、茂木氏は24日、ミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相と会談した。日本外務省によると、少数派イスラム教徒ロヒンギャへの迫害問題について「状況改善のため、ミャンマー自身の取り組みを最大限後押しする」と伝えた。国際司法裁判所(ICJ)が迫害行為を防ぐ措置をとるよう命じたことを踏まえ、「命令の着実な履行も重要」とも指摘した。(太田成美)