【動画】パラテコンドー・女子58キロ超級の太田渉子=松本龍三郎撮影
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 新型コロナウイルス感染拡大で1年延期が決まった東京パラリンピック。世界最高峰の障害者スポーツ大会を見据える人たちが、思いを語ります。

《パラトーク》 テコンドー女子 太田渉子(日本)

 ソチ・パラリンピックに出場した2014年にスキー競技の第一線から退き、テコンドーと出会ったのはその翌年でした。その時すでに、東京パラリンピックの新競技に決まっていました。

 最初から「選手」を目指したわけではありません。スキー以外のスポーツやアフターファイブを充実させる趣味を探していたら、たまたま紹介されたのがテコンドー。初めてミットを蹴った時の「パンッ」という音は爽快でしたね。汗をかくことができてリフレッシュできるのも、自分に合っていると感じました。

 武道でありながら、スポーツ色が強い。使う道具も電子防具で、フェンシングのように触れると自動的にポイントを判定します。相手を倒すというより、技術でポイントを奪いにいくゲーム感覚の競技です。

 選手として突き詰めようと考えたのは、やはり東京パラリンピックが大きな理由です。ボランティアとしてパラリンピックを盛り上げたいと思っていたのですが、女子にはエース選手がいなくて、盛り上げるなら選手でもいいのかなと。

 いま始めないとチャンスはない。2018年ぐらいにそう思い、選手として頑張ることにしました。練習に積極的に参加し、海外の試合にも出場しました。私の階級は58キロ超級で、体重別で3階級あるうち一番重い。私の身長や体格は、海外の選手に比べると小柄です。2メートル近い相手もいて、手足も長いのが特徴です。

 足で蹴る競技なので、足が長いことは海外勢に有利な点です。小さい私はそこを逆手にとって、ステップを使って動き、相手のリーチ内に入っていきます。相手はリーチが長い分、近場は攻めづらい。そこを狙うのが私の戦い方です。

 国際試合で手応えを感じたのは、昨年になってからですね。ある時、急に「テコンドーらしく」動けるようになったと言いますか、感覚をつかめた。19年2月の世界選手権で銅メダルを取り、自信になりました。

 課題もあります。フェイントと…

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