拡大する写真・図版笑福亭松之助。上方落語「三十石」のしぐさを見せる=2010年

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 上方演芸の発展に貢献した芸人をたたえる「第23回上方演芸の殿堂入り」に、落語家の故・笑福亭松之助と漫才コンビ「Wヤング」が選ばれた。大阪府が25日、発表した。

 松之助は上方落語の五代目笑福亭松鶴(しょかく)の弟子で、明石家さんまさんの師匠。高座以外にもコメディー番組をはじめ、テレビ朝日系の報道番組「ニュースステーション」でコメンテーターを務めたり、NHKの連続テレビ小説に出演したりと幅広く活躍した。

 Wヤングは、平川幸男と中田治雄が1964年に結成。上方漫才大賞を2度受賞する名コンビだったが、漫才ブーム直前の79年に中田が死去。84年に平川が佐藤武志さんと再結成してテンポの良い漫才でわかせたが、昨年11月に平川が亡くなった。3人そろっての殿堂入りとなる。

拡大する写真・図版平川幸男(右)と中田治雄の「Wヤング」=1970年代

 表彰式は、9月14日に大阪市中央区の府立上方演芸資料館で。上方演芸の殿堂入りは96年度に始まり、今回で計58組94人。(篠塚健一)