中村喜四郎氏、合流新党参加へ 「保革伯仲できるよう」
野党統一会派に参加する無所属の中村喜四郎衆院議員は25日、国会内で立憲民主党の枝野幸男代表と会談し、立憲や国民民主党などが結成する合流新党に参加する意向を伝えた。
会談では枝野氏が中村氏に新党への参加を要請。会談後、中村氏は記者団に「枝野氏には『次の選挙で保革伯仲をできるようにがんばっていきましょう』と伝えた。新党に入ることを間接的に伝えたつもりだ」と述べ、新党に参加する意向を伝えたことを明らかにした。
中村氏は27歳での初当選から、連続当選14回を数える。自民党竹下派(経世会)に所属し、40歳で科学技術庁長官として初入閣し、建設相などを歴任。「将来の首相候補」とも称された。
ゼネコン汚職事件で逮捕・失職して2005年に国政に復帰した。その後、無所属の立場を取りながら、近年は「強い野党づくり」を掲げ、首長選などでの野党共闘に協力してきた。
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立憲民主党の枝野幸男代表との会談後、無所属の中村喜四郎衆院議員が記者団の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。
――立憲民主党の枝野幸男代表との会談の内容は?
「秋の政局については、かな…
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