【動画】モーリシャス座礁事故=国際協力機構(JICA)提供
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 インド洋にあるモーリシャスの沖合で長鋪(ながしき)汽船(本社・岡山県)所有の貨物船が起こした座礁事故で、周辺のサンゴに白い堆積(たいせき)物がたまって呼吸の妨げになるなどの影響が出ていることが25日明らかになった。環境影響評価を専門とする日本の国際緊急援助隊の2次隊が、地元の大学や沿岸警備隊と共同で調査して発表した。

 モーリシャス政府によると、事故によるサンゴ礁への影響調査は初めて。援助隊の発表によると、座礁船から約2キロに位置し、流出した油が漂着したエグレット島の周辺の計12カ所の海中を実際に潜って調査した。

 サンゴや海底に付着している油は確認できなかったが、海中でサンゴの破片とみられる濃い白い濁りが3カ所で確認された。座礁したまま放置されている船尾部分の船底が、波を受けて周辺のサンゴを削り続けている可能性が高いという。最も濁りが濃かったのは、船から約800メートルの地点で、通常30メートル程度ある視界が3メートル程度に下がっていた。

 隊員は「細かい物が長期間たまると、サンゴは窒息やストレスで死ぬ恐れがある」と指摘。サンゴに酸素を供給している藻類の光合成を妨げる可能性もあり、「船の撤去を急いで根本を絶つしかない」と話す。オイルフェンスを固定しているロープの一部がサンゴを破壊している状況も確認されたという。

 援助隊はマングローブ林につい…

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