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 扇子やうちわを製造・販売する企業や職人でつくる「京都扇子団扇(うちわ)商工協同組合」が抗ウイルス機能がある漆喰(しっくい)を塗った京扇子をつくり、五花街に贈った。口元を隠す扇子として芸舞妓(げいまいこ)に使ってもらい、新型コロナウイルスの感染防止策として広めてもらう狙いだ。

 組合員の清水商店(京都市右京区)が開発した。扇面の裏側に、抗ウイルスや抗菌作用のある漆喰を塗ることで、ウイルスや菌のたんぱく質を分解し、不活性化させるという。

 厄よけのちまきと茅(ち)の輪をあしらった京扇子をまず200本つくり、五花街に40本ずつ配った。饗庭(あいば)智之理事長は19日、東山区のギオンコーナーで祇園東の舞妓、満彩野(まさの)さん(20)らに渡し「飛沫(ひまつ)を防ぐ所作が広まれば」と話した。

 扇子は税込み5500円で一般向けにも販売する。販売店は同組合のホームページ(http://www.sensu-uchiwa.or.jp別ウインドウで開きます)。(佐藤秀男)