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 大学祭がピンチだ。学生が中心になって企画する各大学の秋の一大行事だが、コロナ禍でキャンパスの使用が制限されている上に、「3密」対策も難題だ。学生の晴れの舞台を絶やすまいと、オンラインで開催する動きも出てきている。

 「コロナ禍で海外渡航はおろか、国内の移動も自粛モード。オンライン外語祭で人と人が交わる機会をお届けしたい」。東京外国語大(東京都府中市)の「外語祭」の実行委員会は7月、今年で98回目となる学園祭をオンラインで開くと発表した。

 学生が様々な国の料理や専攻の語学を使った劇を披露し、世界を旅した気分が味わえると評判の学園祭。中止になったのは、戦災や戦後の学生運動による混乱の時だけだった。

 なんとか開催しようと、新型コロナの感染が深刻になった3月下旬から、実行委の学生たちは協議を重ねた。ただ、例年、飲食物の提供についてやりとりをする保健所はコロナ対応で連絡が取れず、有効な消毒方法や3密の回避策も分からない。オンラインでの開催は苦渋の決断だった。

 実行委員長の石橋実和子さん(21)は「素人が完全な感染症対策を講じるのは不可能。歴史を途絶えさせずに、未来の外語祭にバトンをつなげたい」と話す。学内でオンライン開催の案を募ると、野外ステージで披露していたダンスの配信など約60の意見が寄せられた。外国の料理を作る動画の配信などを考えている。

 慶応義塾大の理工学部がある矢…

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