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 衆院議員の秋元司被告(48)が収賄罪で起訴されたカジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、贈賄罪に問われた中国企業「500ドットコム」元顧問の紺野昌彦(48)と仲里勝憲(48)両被告の初公判が26日、東京地裁であった。両被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 起訴状によると、「500」社は北海道や沖縄県でのIR事業への参入を計画。2人は2017年9月~18年2月、IR担当の内閣府副大臣だった秋元議員に便宜を図ってもらう見返りとして、衆院議員会館の事務所で現金300万円を渡したり、広東省・深圳の同社本社への視察旅行の旅費を負担したりするなどして、計約750万円相当の賄賂を渡したとされる。

 秋元議員は全面的に無罪を主張する方針で、初公判の日程は決まってない。秋元議員は汚職事件で保釈中の今月20日、支援者らと共謀し、紺野被告に裁判でうその証言をするよう働きかけたとして、組織犯罪処罰法違反(証人等買収)容疑で逮捕された。仲里被告も同罪で起訴された会社役員から、偽証を持ちかけられたとされる。(根津弥)