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 JR九州の青柳俊彦社長は26日の記者会見で、来春のダイヤ改定で「ダウンサイジングをしていく」と述べ、福岡都市圏で減便を検討していることを明らかにした。

 新型コロナウイルスが収束したとしても旅客の回復が見込めないためという。地方のローカル線についても、減便の可能性を否定しなかった。

 8月1~24日の鉄道取り扱い収入は、前年同月比63・2%減の55億円だった。7月も56・0%減で大幅な減少が続く。50キロ超の中長距離収入の落ち込みが大きな要因だが、在宅勤務やオンライン授業の広がりを背景に、定期収入も新型コロナ以前の水準までは戻っていない。

 青柳社長は、都市部での減便方針について、「ローカル線の方が戻りがよい」と説明した上で、「戻っても以前の7、8割ということを考えると、それに合わせて調整したい」と述べた。(松本真弥)