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 熊本県の八代海と有明海で、アサリの死滅が相次いでいる。県南部を中心に被害が出た7月の記録的豪雨で、海水の塩分が通常の濃度を下回る状態が続いたためだ。国内有数の産地で相次ぐ豪雨災害に、漁業関係者は不安を募らせる。

 「アサリはほぼ全滅だ」。八代海沿岸にある鏡町漁業協同組合(八代市)の徳田司組合長(70)は、厳しい表情で語った。豪雨に見舞われた7月4日、漁場を見に行くと、約8ヘクタールの干潟一面に口が開いたアサリが広がっていた。

 2012年の九州北部豪雨でも、アサリは全滅状態だった。その後、少しずつ回復。3年前には稚貝に網をかけて天敵に食べられないよう工夫し、繁殖が軌道に乗った矢先だった。「ゼロからここまできた。なのにまた今回の被害だ」

 18年の県内のアサリ類の漁獲量は527トン。全都道府県で5番目に多く、八代海や有明海は有数の漁場として知られてきた。

 熊本県水産研究センター(上天…

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