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 埼玉・花咲徳栄高時代、卓越した打撃技術で2017年夏の甲子園優勝に貢献した外野手の西川愛也(まなや)(21)が、西武入団3年目で、1軍に初出場した。その日に飛び出したプロ初安打は、自身の甲子園デビュー戦と重なるものだった。

「ずっと気が張っていました」

 8月16日。午前9時半からの本拠地メットライフドームのそばにある2軍施設での練習が終わり、寮の自室にいたところ、突然、電話が鳴った。同じ外野手の高木渉が右足首を痛めた影響もあり、1軍昇格の連絡を受けた。「うれしかったですね」。直後、本拠で1軍の試合前練習が始まった。「ずっと気が張っていました」と緊張の面持ちの中、時間が進んだ。

 試合では「いつもの自分を、2軍でやってきたことを、そのまま出せた」という。楽天から6点をリードした七回、代打で登場し、初打席は左飛。だが2打席目の八回1死一、二塁、左中間を破る二塁打を放ち、2打点を挙げた。

左中間への当たりは「自分らしい」

 果敢に三塁を狙ったが、中継に阻まれ、タッチアウト。プロ初安打の記念球は通常、守備陣から攻撃チームのベンチへ転がされるのが一般的だが、西川の場合は三塁手から直接、受け取った。ベンチに戻ると、西武一筋19年目の栗山巧から「野球をやってて初めて見た」と言われたという。

 左中間への当たりは「自分らしいヒット」と自己評価する。一方、花咲徳栄時代の指導者は「打った瞬間、あの瞬間がフラッシュバックした」と振り返る。

 あの瞬間とは――。2年生の4…

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