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 厳しい暑さが続く中、熱中症予防にスポーツドリンク(スポドリ)を水筒に入れて持ち歩く人もいる。ところが、こうした使い方をすると「金属が溶け出すこと」があると、厚生労働省が呼びかけた。はたして本当なのか、全国魔法瓶工業組合(大阪市)やメーカー、専門家に聞いてみた。(小川裕介)

過去の腹痛事故、実は…

 厚生労働省は7月8日、食品安全情報の公式ツイッターで「金属製の容器(ヤカンや水筒)は酸性の飲み物と反応し、金属が溶け出すことがあります。金属製の容器にジュースやスポーツ飲料を入れる時は、注意書きをよく確認しましょう!」と発信した。

 担当者は「容器の中に傷やサビがあると、スポドリや果汁飲料、乳酸菌飲料、炭酸飲料などによって金属が溶け出す可能性がある。長時間の保管は避けてほしい」という。

 あるメーカーの水筒の説明書を読むと「スポーツ飲料を入れた場合は、使用後、すぐにお手入れをする」「カビの発生やサビや穴があくなど故障の原因」などとある。

 今年7月には、大分県臼杵市の高齢者施設で、やかんに入ったスポドリを飲んだ高齢者13人が、吐き気や下痢などに苦しんだ。飲料から高濃度の銅が検出された。やかんで水道水を沸騰させた後、スポドリの粉末を入れて提供していた。

 スポドリは酸性の飲料だが、ス…

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