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 米ウィスコンシン州で起きた黒人銃撃問題などに抗議の意を示すため、テニスの「ウエスタン・アンド・サザン・オープン」の女子シングルスを棄権すると表明していた大坂なおみ(日清食品)が27日、出場続行を決めた。棄権表明で大きなうねりを生んだ今、マネジメント会社を通じて「続行を要請してきた(女子ツアーを統括する)WTAや米国テニス協会との話し合いの末、プレーすることに同意した。より抗議運動への注目を集めることができる」とコメントした。28日の準決勝ではエリーズ・メルテンス(ベルギー)と対戦する。

 大坂は26日の準々決勝後、SNSで大会を棄権すると表明。「アスリートである前に、1人の黒人の女性です。私のテニスを見てもらうよりも、今は注目しなければいけない大切な問題があります。白人が多い競技で議論を始めることができれば、正しい道へのステップになります」などと訴えた。大坂の行動などを受け、大会主催者は27日の全試合を延期している。(遠田寛生)