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 ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれ、日本の医師らの分離手術を受けたベトナムのグエン・ドクさん(39)が、日本ベトナム友好協会大阪府連合会に不織布マスク1万2500枚を寄付した。マスクは連合会を通じ、府内の日本語学校や高齢者福祉施設、病院などに無償配布され、関係者から感謝の声が上がっている。

 ドクさんは双子の兄のベトさんと下半身の一部がつながった状態で生まれた。「ベトちゃん・ドクちゃん」と呼ばれ、戦争被害の象徴的な存在として、日本でも知られるようになった。1988年に分離手術が実施され、日本の市民団体も募金で支援した。兄のベトさんは2007年に26歳で亡くなった。

 ベトナム在住のドクさんはこれまで何度も日本を訪れ、自らの体験をもとに平和の尊さを訴えてきた。11年の東日本大震災発生後には、「第二の故郷の日本の人たちに恩返ししたい」とベトナムで募った義援金を携えて来日。大阪にも15年に講演で訪れていた。

 ドクさんから同連合会にマスクが届いたのは7月下旬。ドクさんはテレビのニュースを通じて、日本でも新型コロナウイルスの感染者が増えていることを知った。日本の人たちのことを心配し、マスクを寄贈してくれたという。同連合会のほか、友好協会の京都支部にも5千枚が届いた。

 ドクさんはマスクの寄付にあわ…

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