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 内科医から研究者に転じた高橋都さん(61)は、がん患者が働き続けられる社会にしたいと尽力してきました。国立がん研究センター(東京)を退職した今、患者らの交流の場を作ろうと準備を進めます。どんな思いが込められているのかを聞きました。

 夫の仕事の都合で1989年から約1年、米ニューヨークに滞在し、社会や文化が医療にどんな影響を与えるかを学んだ。日本に戻り偶然、大学院の案内を目にした。生活者の視点で病気や健康を考えられたら――。34歳で大学院に進み、国際保健学を専攻した。

 研究テーマに選んだのは、患者同士の交流やがん患者の性。「本人の価値観で決めることにひかれるんです」。患者らにインタビューやアンケートを重ね、治療と仕事の両立に悩んでいる人が多いことに気づかされた。

 独協医大(栃木)に移った20…

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