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 5年ほど前から度々続いてきた「さい銭泥棒」。それでも住職は「これで助けになるなら」と見て見ぬふりを続けてきた。今年6月には重さ20キロほどのさい銭箱ごと持ち去られそうになり、中を開けられなかったのか、敷地内にうち捨てられる事件が起こった。

これまでに100回以上

 愛知県愛西市にある大法寺。縁切り寺として知られ、悩みを断ち切ろうと参拝者が訪れている。

 さい銭箱を設けたのは今から5年ほど前。線香立てと一体型になっていて、たまったさい銭は鍵付きの引き出しから取り出せるようになっている。

 設置して間もなく、さい銭泥棒の被害に遭うようになった。前の晩にはいくらか入っていたのに翌朝には空っぽに。半年に1回だったり、1カ月で数回だったりで、これまでに計100回を超えている。

 なくなっていることに気づいていたが、さい銭箱に鍵をかけたことはなかった。むしろ、あえて1千~2千円ぐらいは残していた。

 「さい銭で助かるなら、持って行ってもらえればいいと思っていました」と話すのは住職の長谷雄蓮華(はせをれんか)さん(48)だ。

 さい銭箱の引き出しには、こんなメッセージがテープに書かれて貼ってあった。

 「賽銭箱に手をかけたあなたへ…

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