首相を「大事な時に体壊す癖」 立憲・石垣氏がツイート

安倍首相辞任へ

小林豪
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 立憲民主党の石垣のりこ参院議員は28日、辞意を表明した安倍晋三首相について、自身のツイッターに「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と投稿した。ツイッター上で「不適切な発言」との批判が相次ぎ、同日夜、同党の枝野幸男代表は記者団に「きちんとした対応をとるように指示した」と説明した。

 石垣氏はツイッターに「総理といえども『働く人』。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します。が、『大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物』を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の『選任責任』は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます」と投稿した。

 さらに続けて「第一次政権も体調不良でお辞めになり、この八年の間もなんども健康不良説が流れたわけです。なのに『安倍しかいない』と押しつけてきたわけです。もし自民党が会社ならば、これほどブラックな職場もないでしょう」と書き込んだ。

 これに対し、ツイッター上では「難病と付き合いながら働いている人がどれぐらいいるのか、知らないのだろうか」「政策に対する評価と総理の体調の話は全く別物」などと批判が殺到。作家の乙武洋匡さんも「(石垣氏の)アクロバティックな表現にこそ、まったく危機管理能力を感じないのだが……」と投稿した。

 その後、石垣氏はツイッターに報道機関向けの文書を添付して投稿。「(安倍首相が)職責を十分に果たせるような措置をとりませんでした」として、批判の対象は政府・与党側だったことを強調した。

 しかし、枝野氏は同日夜、石垣氏の投稿について記者団に「私も適切ではないのではないかと受け止めた」と指摘。石垣氏は深夜になって、同党の福山哲郎幹事長から連絡があったことをツイッターで明らかにし、「疾病やそのリスクを抱え仕事をする人々に対する配慮が足りなかったと反省しお詫(わ)びします」と謝罪した。(小林豪)