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 奈良マラソン実行委員会は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止した「奈良マラソン」に代わって、アプリを使ってタイムを競う「オンラインマラソン」などの各種イベントを開催すると発表した。

 開催を決めたイベントは4種。イベント一連を「奈良マラソン~2020年のRUN~」と題し、「21年の開催に向け、今できる形で走り続けたい」(奈良英彦・事務局長)思いを込めた。

 奈良マラソンの開催時期である12月上中旬に実施予定の「オンラインマラソン」は、特定のアプリを使い、走った距離やタイムに応じて賞を贈ることを検討している。事前に参加者に奈良マラソンオリジナルのランニンググッズを送付し、走る際に身につけてもらう。参加料は2500円程度で検討しており、そのうちの一部を奈良県新型コロナウイルス感染症対策基金に寄付する。定員3千人。10月中旬~11月中旬に募集する予定。

 コロナ禍に配慮した少人数募集のイベントも開催する。第1弾として若草山や春日山遊歩道を巡る「奥山ランニング」を、9月27日に定員30人でおこなう。近日中に大会ホームページ(HP、http://www.nara-marathon.jp別ウインドウで開きます)で募集する。指定されたチェックポイントを回って得点を集めるロゲイニングやクロスカントリーの開催も予定している。

 また、県コンベンションセンターで10月31日、バルセロナ、アトランタ五輪女子マラソンメダリストの有森裕子さんと、長野五輪スキージャンプのラージヒル団体金メダリストの斎藤浩哉さんの講演を開催する。コロナ禍の影響を受ける選手や指導者へメッセージを送る。事前の申し込みが必要で、申し込み方法は後日大会HPに掲載する。

 コロナ禍でマラソンイベントが次々と中止になる中、ランナーや応援者に抱えた思いを表現してもらおうと、「第2回奈良マラソン短歌コンテスト」も開く。「マラソンしたい! 応援したい! 支えたい!」をテーマに、誰でも1人2首まで応募できる。応募は大会HPの専用フォームからか、応募用紙に記入して郵送する。現在作品を募集中で、9月30日必着分まで。受賞作品は11月初旬に大会HPなどで発表される予定。

 奈良事務局長は「ランナーや地域の方々に楽しんでいただいて、来年の開催につなげたい。新しい目標や楽しみを見つけてもらって一緒にコロナ禍を乗り越えたい」と話した。(平田瑛美)