宮城・山形・徳島で爆破予告 一部庁舎閉鎖、県警が捜査

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 宮城県利府町と岩沼市名取市栗原市の4市町は31日、9月1日夕に時限爆弾で庁舎を爆破するなどと書かれた犯行の予告メールが届いたと発表した。31日夕時点では不審物は確認されていないが、県警は警戒を強めている。

 利府町によると、町ホームページの問い合わせフォームを通じて30日に予告メールが届いた。9月1日午後4時半に拳銃を乱射し、庁舎内に仕掛けた時限爆弾を作動させて職員や住民を殺害する、としている。町は1日の終日、役場庁舎などを閉館する。塩釜署は、威力業務妨害などの容疑で調べる。

 また、同じ頃に同様のメールが届いたとして、岩沼市は1日の午後4時~5時、名取市は午後3時半以降にそれぞれ市役所庁舎を閉める。栗原市は午後4時~5時の来庁を規制する。

山形市にメール

 山形市などは31日、市が公開しているメールアドレスなどに対し、市役所の爆破や職員の殺害を予告するメールが届いたと発表した。同じようなメールは少なくとも県内7市町に届き、いずれも不審物などは見つかっていないが、県警が警戒を強めている。

 山形市によると、31日朝、市の複数の課のアドレスに不審なメールが届いているのを職員が見つけた。29日午前9時ごろに受信したもので、「9月2日正午に市役所に侵入して拳銃を乱射し、トイレに仕掛けた時限爆弾で全員を殺害する」「予定時刻の15分前までにビットコインを送金しろ」との内容だったという。市は山形署と連携し、庁舎内の巡回や、来庁者の持ち物検査を行う。

 山形県内では、ほかに鶴岡市新庄市寒河江市、尾花沢市、庄内町、遊佐町にも29日朝に同様のメールが届いた。県警は同一犯の可能性もあると見て、メールの送信元を調べている。

徳島県の複数自治体にも

 徳島県警は8月31日、美波町や阿南、鳴門、徳島市など県内の複数の自治体に爆破予告などの脅迫メールが届いたと発表した。威力業務妨害の容疑で捜査している。

 県警などによると、メールは30日午前2時ごろに各自治体のホームページに届いた。仮想通貨のビットコインを送金するように要求し、送金しなければ、9月2日午後2時に「拳銃を乱射する。職員住民を殺害する。時限爆弾を作動させる」などと書かれていた。各自治体と連携し、警戒している。