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 自民党の野田聖子元総務相(無派閥)は1日、総裁選への立候補を見送る考えを表明した。自身に近い小此木八郎元国家公安委員長や浜田靖一元防衛相ら無派閥の有志約10人と集まって対応を協議。その後、記者団に「限定的な今回の総裁選では、限られた派閥の強い力に左右される。そうではない政治を目指しているので、精進して次に向かって歩んでいく」と語った。

 投票権を国会議員と都道府県連の代表者に限る「簡易型」で総裁選が行われることが決まったことについて、野田氏は「開かれた総裁選を行うことが自民党にとって大切なことで、非常に残念だ」と述べた。

 野田氏は過去2回の総裁選でも立候補に意欲を示していたが、推薦人が集まらず、断念している。

 また、政府の新型コロナウイルス対策を担う西村康稔経済再生相(細田派)も1日、総裁選に立候補しない考えを示した。閣議後会見で「仲間とも相談してきたが、私自身が今回、立候補することはない。何よりいま、目下のコロナ対策に空白をつくるわけにはいかない」と語った。(太田成美)