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 今季限りでの現役引退を表明したプロ野球阪神の藤川球児投手(40)。藤川とともに救援トリオ「JFK」を形成し、2005年のリーグ優勝に大きく貢献したジェフ・ウィリアムスさん(48)と久保田智之さん(39)が盟友の決断への思いを語った。

 久保田さんは現在、球団のプロスカウトを務めており、1日、兵庫県西宮市内で開かれた引退会見を会場で見守った。「まだ2カ月半あるけれども、まずは長い間お疲れ様でしたという思い。まだ細かい話はできていないが、『あと2カ月半、最後まで頑張ってほしい』ということは伝えた」と語った。

 藤川とは同学年だが、敬意を隠さない。「野球に対しての姿勢、意識、実力すべての面で尊敬していたし、追いつけそうで追いつけない。タイプは違うが、同じ時代に近くで一緒にプレーしていて尊敬できる部分がたくさんあった」。JFKと05年のリーグ優勝は切り離せない。「阪神の歴史の中で『JFK』と呼ばれる、名前の残るものを一緒に築くことができたことは誇りに思う。球児がいて、ジェフがいてくれたからこそのもの。本当に感謝している」

 阪神の駐米スカウトを務めるウィリアムスさんは球団を通じてコメントを寄せた。「球児とはたくさんの思い出がある。05年はJFKで一つになってチームの優勝に貢献できた。みんなで喜びを分かち合えた優勝の瞬間が一番印象深いね」と振り返った。決断については、「まだすべてが終わったわけではない。再び甲子園のマウンドで球児が戦う姿を見ることができることを願っているよ」とエールを送った。(内田快)

 鳥谷(ロ) 阪神で長年、1学年上の藤川とプレー。「本当にお疲れ様でした。マウンドで投げている姿で、タイガースにいい影響を与え続けてこられた方。まだ今シーズンは残っているので、投げている姿を見たいと思っていますし、多くの人に見てもらいたいと思います」