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 自民党総裁選について、竹下派が1日、菅義偉官房長官(71)を支持する方針を固め、菅氏が岸田、石破両派を除く全5派閥から推される構図になった。岸田文雄政調会長(63)と石破茂元幹事長(63)は1日、立候補を正式に表明したが、菅氏が新総裁に選ばれる流れはさらに強まった。総裁選は党員・党友投票を省く「簡易型」で行われることも決まった。

 菅氏は2日に立候補を表明し、安倍政権の政策継承を訴える予定だ。細田、麻生、二階各派はすでに菅氏支持で固まっている。石原派も1日の会合で菅氏を推すことを正式に決めた。竹下派も2日の総会で同様の対応方針をまとめる。総裁選の国会議員票は394票。菅氏支持の5派閥の所属議員数は、その3分の2に及ぶ。都道府県連代表(各3人)による141票を加えた全体でみても、5割になる数字だ。参院無派閥の議員11人も1日、菅氏に立候補を要請した。無派閥ながら菅氏が優位に立つ状況だ。

 一方、岸田氏は自身の派閥の会合で「国民の声を聞きながら協力を引き出す。こうしたリーダーをめざしたい」と初挑戦となる総裁選へ向けて意欲を語った。

 第2次安倍政権で外相と政調会長を歴任したが、記者会見では格差の問題を例に「安倍時代の成果は高く評価しながらも、時代の変化の中にあって、新たに浮かび上がってきた課題は、しっかり取り組まなければいけない」と述べた。

 石破氏も会見で4度目の総裁選に臨むことを表明した。第2次政権発足時は幹事長も務めたが、最近は距離を置き、苦言も呈してきた。「党は国民のもので国会議員のものではない。納得と共感が得られる自民党でありたい」と訴えた。

 森友・加計(かけ)学園問題や「桜を見る会」問題を再調査するか聞かれ、「何がどういう問題であるかの解明をまず第一にやり、必要ならば当然やる」と答えた。

 立候補を模索していた河野太郎防衛相(麻生派)は1日、記者団に「仲間と色々相談をして、今回は出馬しないことにした」と明らかにした。23人の谷垣グループは自主投票の方針。

 党総務会は1日、総裁選の有権…

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