[PR]

 防災の日の1日、三重県警伊賀署で総合防災訓練があった。新型コロナウイルス感染防止のため、例年の半分以下の署員39人が参加。災害警備本部を設置したり、AEDを使った心肺蘇生法を学んだりしたほか、防護服の着脱訓練も初めてあった。

 今年は訓練冒頭の参集や署長訓示は取りやめた。訓練は午前6時半、南海トラフを震源域とした最大震度7の地震が発生したとの想定でスタート。署員らは災害警備本部設置、防護服の着脱、装備品の扱いの訓練に分かれ、手順を確認した。

 防護服の着脱訓練は警備課職員を講師に、災害現場で感染の恐れのある患者の搬送などを想定。ウイルスが服の内部に入らないよう、靴下の中にズボンの裾を入れ、防護服で包みこんだ。手袋とのつぎ目、ゴーグルと服の隙間もテープでふさぎ、2人1組で対応した。署員は汗だくになりながら、特殊な不織布でできた服と格闘していた。

 三田康弘警備課長は「いかに密にしないか、いかに感染防止を署員に意識してもらうかが大事。災害時の新型コロナへの対応を学んでもらった」と話した。(江湖良二)