7年8カ月続いた歴代最長政権の後半、森友学園や加計学園をめぐる問題など、安倍晋三首相自身や身内に関するさまざまな疑惑が浮上した。
なぜ、説明責任が果たされないまま政権を維持することができたのか。
モリカケ問題が連日報道される中、ある政権幹部はこんな指摘をしている。「問題は完全に政治化し、国民が『反安倍か、親安倍か』『好きか、嫌いか』になっている。ファクト(事実)かどうかは力がなくなっている」。疑惑が持ち上がってもコアな支持層には響かない、との自信を示したものだ。
「国民すぐに忘れる」
政権が疑惑に向き合おうとし…
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