拡大する写真・図版Zoomを使って5日の「デジタル彦八まつり」の会見をした桂小春団治(右)と桂あやめ

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 上方落語の定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)の公演が再開して2カ月が過ぎた。コロナ禍の寄席の現状は。上方落語協会の笑福亭仁智(じんち)会長に聞いた。

お客さんはデリケート

 本来の216席から102席に減らし、配信を組み合わせて昼席興行を再開したのは7月1日。仁智自身、舞台で大きく手を振り喜びを爆発させた。

 「あの時は最悪期は終わった気がしたんですけど、感染者がまた増えて。お客さんは気にされていますよ。どうなるかわからないから、チケットを早く買えない。ものすごくデリケートです」

拡大する写真・図版「コロナで地域の人との関わりの大切さも改めて感じます」。上方落語協会の笑福亭仁智会長=2020年8月、大阪市北区

 協会によると、昼席入場者の1日平均は7月65人、8月56人。配信視聴者も両月ともに1日平均15人と伸び悩む。だが、地方に住む落語好きに上方の寄席を見てもらえるチャンスと力を込める。「地味でも毎日続ければ個性、力になる。ただ、見るまでの手続きが難しくて『あきらめました』という声も聞く。今は中身より、どうしたら気軽に利用してもらえるかという段階です」

 昼席の出演者は日替わり。従来は1週間ごとだったが、配信視聴者も意識して当面は日替わりを継続するという。

配信版「彦八まつり」を起爆剤に

 起爆剤として期待を寄せるのは…

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