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 ロシア・サハリン沖上空で起きた大韓航空機撃墜事件で長男夫婦を失った宮崎県の陶芸家、岡井仁子さんが先月29日に亡くなった。84歳だった。縁が深かった北海道稚内市では事件から37年目となる1日、33回目の慰霊の式典が営まれ、犠牲者269人とともに岡井さんの死も悼んだ。

 撃墜事件は1983年9月1日未明、サハリン南西岸のネベリスク市沖で起き、道内の沿岸には犠牲者の遺留品などが数多く流れ着いた。「撃墜地にできるだけ近い浜で」という岡井さんの思いを受け、稚内市では91年に声問海岸で、作品も焼き上げる「慰霊の野焼き」が始まった。

 岡井さんは、旧ソ連のゴルバチョフ大統領が訪日した際は長崎市の平和公園で事件の真相究明を直接訴え、遺品を探しにサハリンに出向いたこともあった。2010年からは岡井さんの提案で、ネベリスク市でも夏のイベントとして野焼きが始まった。

 だが稚内市ではボランティアら…

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