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 官房長官として安倍政権を長く支えてきた「黒衣(くろご)役」の菅義偉(すがよしひで)氏(71)が2日、自民党総裁選への立候補を表明した。派閥の厚い支持で、すでに勝ち抜く公算が大きくなっている中での記者会見。会場に足を運んだ時事ユーチューバーのたかまつななさんをはじめ、漫画家の倉田真由美さん、お笑い芸人の厚切りジェイソンさん、元財務官僚の村尾信尚さんに話を聞いた。

「安倍政権の延長?」表情曇らせた菅氏

 「安倍総裁の取り組みを継承し、さらに前に進めるため、力を尽くす覚悟であります」。菅氏の会見場となった東京・永田町の衆院議員会館には、ネットやフリーの記者も含めて数百人の報道陣が詰めかけた。青色のスーツとネクタイ姿で現れた菅氏は冒頭から、7年8カ月にわたる安倍政権を継承する姿勢を強調した。

拡大する写真・図版自民党総裁選への立候補を表明する菅義偉官房長官=2020年9月2日午後5時3分、東京都千代田区、加藤諒撮影

 次期政権を担うと見越した質問が相次いだが、官房長官としての定例会見さながら、手元の紙に目を落としつつ、手慣れた感じの短いやりとりに終始した。森友・加計学園問題や沖縄の米軍基地問題をめぐる問いにも、安倍政権での立場を踏み越えずに語った。ただ、「安倍政権の単なる延長では」との指摘には淡々としていた表情を一瞬曇らせた。

たかまつさん「正々堂々と戦っていない」

 金融政策や拉致問題、日米関係――。どの政策について尋ねても「総理の考えを引き継ぐ」の繰り返し。たかまつさんは、具体策に乏しく「新味は感じられなかった」と話す。

 話し方にも着目したが、「言葉に力がない」と感じた。淡々と話し、失言こそなかったが、「リーダーは演説で引きつけ、国民の納得感を得ることが大事なはずなのに」と残念がる。

拡大する写真・図版たかまつななさん

 午後5時からの会見は質問の手が上がる中、約45分間で打ち切りに。「長期政権の弊害はなかったの? 安倍政権の支持率が落ちた原因をどうみる?」。聞きたいことはまだまだあった。

 安倍政権では公文書の改ざんな…

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