「駄目だ」合流新党に抗った玉木氏 強気交渉の末に孤立

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山下龍一、吉川真布
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 立憲民主党国民民主党による合流新党に、国民の玉木雄一郎代表(51)が参加を見送る。巨大与党に対抗するため、野党が「大きな塊」になる必要をかねて指摘してきた玉木氏。なぜ党の大勢に反する決断をしたのか。

 立憲が国民に新党結成を提案し3週間あまりたった8月11日午前11時半ごろ、国会近くの国民民主党本部8階。代表室を飛び出そうとした玉木代表を泉健太政調会長(46)が追いかけ、体を張って玉木氏を制止した。

 「駄目だ。そんなことしたら」

 フロアを仕切るドアを隔てた先には、記者たちが待機していた。玉木氏は「やめろ。記者会見するんだ」と声を荒らげ、泉氏を振り切ろうとした。驚く党職員らの前で泉氏が玉木氏をなだめ、近くの部屋に連れ戻した。

4時間議論、それでも意見一致せず

 その2時間前、玉木氏は平野…

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